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19日より、僕は夕張国際ファンタスティック映画祭に参加していた。
映画「ハブと拳骨」は招待作品として初日に夕張で放映され、SKYパーフェクトTVでも
流して頂いた。この映画祭は23日まで続く。毎晩、沢山の映画人が集まり、酒を交わし、
地元の温かい心意気を受け、最高に意義のあるイベント参加になった。
その中、偶然22日の朝一番(午前4時辺り)から特別にもう一度、
「ハブと拳骨」を流していただくことになった。今回、僕は大阪の実家には帰らない。
北海道だけの予定であった。この日、実家にメールだけ入れておこうと思いながらも、
バタバタして、入れるタイミングもなかった。携帯ももっていない。
しかし、この「ハブと拳骨」の始まりの挨拶が終わり、上映が始まった後、とてつもなく
気持ち悪くなり、トイレにこもる事となった。最後まで気分が悪いまま、最後の挨拶まで
もつれ込んだ。朝方、ふと何かを思い立ち、公衆より実家に電話してみた。
「今朝方4時50分頃、祖母が息を引き取った・・・。」
六年以上も寝たきりであった大好きな祖母が今、息を引き取った。
23日、24日の札幌のホテルをキャンセルし、昼過ぎ急いで空港に向かう。
大阪行き。何とか新たにチケットを発行して頂き、夕方便に飛乗った。
お通夜は23日、24日は告別式。
何とか、大好きな祖母の顔も見ることができ、煙となって無事天国へ召したことだろう。
虫の知らせ。
僕は二人でっとった写真を二枚もち、一枚は祖母の枕元へ、一枚は僕と一緒に。
元気でな、おばあちゃん。いつでも一緒におるからな。
告別式が終わり、その夜のチケットでバンコクへ戻った。
24日から25日に変わる夜中の便、関西空港経由便であった奇跡も忘れられない事実だ。
今もう一度、祖母の御冥福と夕張の奇跡を胸に刻み、お祈りしよう。
有難う、そしてさようなら、ばあちゃん。また、逢おう。 合掌 3月25日 靖彦
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