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体温計や温度計と言うと、中身が銀色の水銀式、赤色のアルコール式(実際の中身は灯油)、そして電子式が一般的。この他にも細かい温度までは分からないが、無料で配られていることも多いカード型のものがある。検温面を額に当てて少し待つと、色が変わって温度が分かるもの。
これはコレステリック液晶と呼ばれる液晶材料の1つ。棒状の液晶分子が螺旋状に並んだもので、この螺旋のピッチ(周期・間隔)が温度によって変化し、またピッチごとに特定の波長の光だけを反射、見える色も変わってくるという仕組み。イカの肝臓等の脂肪分を精製して作られるコレステロールを原料にしているという話は聞いたことがあるかもしれない。
コレステリック液晶のすごいところは温度による色変化だけでない。パソコンや携帯電話の液晶ディスプレイと違い、表示状態を維持するために電力がいらないという利点がある。そこで最近では電子ブック端末の液晶材料としても使われている。
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