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粘土から作られる陶器、陶石から作られる磁器の中には、茶碗や湯呑みのように底に「足」が付いている。これは轆轤(ろくろ)で成型したあと土台から切り糸で切り離したために残るもので、「糸底」や「糸尻」「高台」と呼ばれる。
陶器や磁器は窯に入れて焼くと2割ほど縮む(締まる)ため、底をべったりくっつけた状態で焼くと上と下で歪みが生じてしまう。糸底を付けることで接地面積を減らし歪みを抑えることが大切な役目。糸底は単なる飾りや、熱くても持ちやすいようにという工夫…だけではないのである。
ただし糸底は糸底で上手く作らないと歪みの原因になることがあるため、それなりに神経を使うところ。見る人が見れば糸底だけでも作者の腕が分かるという。ちなみに外観・使用目的の都合上、糸底を付けられない作品については、あまり縮まない土を丸めて底に数個敷くことで接地面積を減らしている。
http://www.jubako.com/bn/index.php?1820
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